米国ポンペイオ務長官、「和平交渉再開はタリバンの対応次第」

米国のポンペイオ国務長官は、米国ABCテレビに出演し、タリバンとの和平交渉の中止について「タリバンが米兵の殺害によって和平交渉における立場を強めようとしたので、トランプ大統領は『もうたくさんだ』と言った。必要なのは紙切れの和平合意ではなく、タリバンが行動を変えることだ」と批判しました。

そのうえでポンペイオ長官は、中東のカタールでタリバンと協議をしてきたハリルザド特別代表を帰国させたことを明らかにし「タリバンはわれわれと数か月間話してきた中身に再び向き合ってほしい。そうすれば、この問題は交渉で解決される」と述べ、和平交渉を再開するかどうかはテロの中止など、タリバンの対応次第だと強調しました。

また、ポンペイオ国務長官はNBCテレビにも出演し「米国の目的が達成できる保証がなければ米軍を撤退させない」と述べてアフガニスタンに駐留する軍を当分の間、削減せず、圧力を維持する考えを示しました。

米兵の殺害など、タリバンも米国への対決姿勢を維持しており、アフガニスタンの和平には程遠い事態になっています。今後のアフガニスタン情勢を注視していきたいと思います。

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