米国国務長官、 香港の選挙延期「正当な理由ない」

香港政府は、9月に予定していた立法会の選挙を新型コロナウイルスの感染拡大を理由に1年延期すると発表しましたが、民主派は、民主派の躍進を阻止しようとする中国政府の意向を受けた判断だと強く反発しています。

これについて、米国のポンペイオ国務長官は1日、声明を発表し、「米国は香港政府の決定を非難する。長期間の延期に正当な理由はない」と非難しました。

そのうえでポンペイオ長官は、「香港政府が決定を見直すよう強く求める。選挙は市民の意思を反映して実施されるべきであり、さもなければ香港は中国の一都市になる道を突き進むことになる」と民意でなく、中国の意向で選挙が延期されたとして危機感をあらわにしました。

米国は、中国が香港への統制を強めていることを警戒し、トランプ大統領は先月、香港に認めてきた貿易などの優遇措置を撤廃する大統領令に署名するなど、対立の溝が深まっています。

香港の立法会の選挙は、延長することなく予定通り実施すべきだったと思います。今後の米中の動きを、注視していきたいと思います。

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